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新京成電鉄 |
常磐線の松戸と京成本線の京成津田沼を結ぶ準大手私鉄です。 路線の大半は旧日本陸軍鉄道連隊が演習用に敷設したもので、急曲線が多く非常に曲がりくねった線形となっている一方で、台地の分水嶺沿いのルートのため、一度も河川を渡ることがなく、トンネルも皆無という珍しい路線です。前述の理由から立体化も遅れており、沿線では交通渋滞が多発していましたが、3社の路線が集中する鎌ヶ谷市街地の高架化が2019年に完成し、遅ればせながら道路事情の改善に寄与しています。 沿線の大半は新興住宅地で目立った都市もないために優等列車の運行もなく、車両のバリエーションにも乏しく、正直なところ趣味的には少々面白みに欠けるのが現状です。現在のところ経営は安定していますが、中長期的には沿線人口減が見込まれており、千葉県北西部の事業基盤強化と更なる経営効率化を目的に、2025年4月を以て親会社の京成電鉄に吸収合併されることとなりました。 |
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