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大阪環状線・桜島線 |
大阪の都心部外周を環状に走る路線です。東の山手線とともに日本を代表する環状路線ですが、前者が単一車種で周回運転されるに対して、こちらは通勤型から特急型まで様々な車種が他路線への直通運転も積極的に行っており、あたかも東西JRの運行に関する考え方が象徴されているかのようです。国鉄時代から黒字を計上したJR西日本の看板路線ですが、かつては東部の城東線と、西部の西成線に分かれており、西九条から境川信号場までの新線が建設され、ようやく現在の形となったのは1961年のことでした。 全通後、西成線の西九条以西は桜島線として分離され、線内往復運転の支線に格下げとなりましたが、USJの開業により40年ぶりに直通運転が復活し、工場地帯の地味な通勤路線から、カップルや家族連れで賑わう観光路線へと転身を遂げています。 利用客の少なかった環状線西側の開発も進み、優等列車の増発も限界に近く、抜本的な輸送改善に向けて「なにわ筋線」の建設が期待されるところです。 |
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