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中央本線(中央西線) |
日本の首都東京から、内陸の山梨、長野、岐阜を経由して名古屋を結ぶ幹線の西半分です。 塩尻を出た列車は木曽谷に沿って一路名古屋を目指します。日本三大美林で知られる沿線は山深く、古くは中山道の宿場町として栄えた沿線も人口は少なく、木曽福島を除けば駅毎の乗降は多いとは言えませんが、それだけに昔ながらの雰囲気が良く残されています。 この長閑な風景も中津川を境に都市近郊路線へと一変し、瑞浪付近からは完全に名古屋の通勤圏に入り、列車本数も飛躍的に増加します。名鉄が並行する東海道本線とは異なり通勤通学客を完全に独占する当線は、JR東海では最もラッシュ時の混雑が激しくなっていますが、一方で定光寺、古虎渓付近の車窓には名古屋30km圏内とは思えない渓谷美が展開され、朝夕に8〜10両編成で行きかう列車がなんとも場違いに感じられます。 |
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